全真教
また中国で12世紀ころになると 王重陽が設立したといわれる全真教が発展してきます。
その7大弟子のひとり、丘長春(きゅうちょうしゅん)が創始したのが龍門派です。
チンギスハーンに呼ばれて、謁見した丘長春氏は、
「不老長生法を教えてほしい」というチンギスハーンに対して
勇気を振り絞って、「不老長生法などはありません。 あるのは、養生法だけです。」
と答えて、逆に信頼を得たのです。
そして数年の間そこに留まって、チンギスハーンに養生法(ようせいほう)を指導したといわれています。
それをきっかけとして龍門派は大変大きくなりました。
Next : 道家龍門派第十三代を允可- 道家・道教についてもっと詳しく知りたい方へ
- 中国からきた日本の風習 〜「生きるタオ」特設サイト〜
- 老子って誰? 〜「生きるタオ」特設サイト〜